issue #22
A/W アパレルアイテムのケア方法
20.10.28
今回は2020A/W商品のお手入れ方法についてご紹介いたします。
春夏のアイテムとは違い、ニットやアウターなどお手入れ方法が少し難しくなるアイテムが多くなる秋冬のアパレル。
お手入れのポイントをご紹介します。
■洗濯方法(洗濯機ver.)
メンズライクスウェットプルオーバーやメンズライクフードパーカー、pack teeなどコットン素材を用いるアイテムの多くは家庭用洗濯機にて洗濯が可能。
その際には裏返したりネットに入れる、更に洗濯機はドライコースや手洗いコースを選ぶことで、よりダメージから守ることができます。
また、コットン素材を洗濯する際にはなるべく熱を与えないようにすることで繊維の縮み防止にもなります。
ボアハーフジップアッププルオーバーも同様に洗濯ができるので、
普段着としてはもちろん、キャンプシーン等でも心配なく着用いただけます。
■洗濯方法(手洗いver.)
ペイズリージャガードパンツのようにコットン素材ではなくポリエステル素材のアイテムは手洗いので洗濯がおすすめ。
でも手洗いって実際どうやるの?と敬遠しがちな方が多いと思います。
そんな手洗いでの洗濯方法をご紹介します。
・約30℃のお湯におしゃれ着用中性洗剤を溶かす。
・軽く畳んだ衣類を洗濯液に15分程度漬け置きする。
・15分後、優しく押し洗いをして衣類の汚れを落としていく。
・水を変え、水の中を泳がすように優しくすすぐ。この作業を2回ほど繰り返す。
・最後のすすぎの時には、柔軟剤を入れて静電気の防止をする。
・手で軽く絞ったら洗濯ネットに入れ、洗濯機で15〜30秒ほど脱水してから干す。
強くこすったり、引っ張ったりするのは衣類にダメージを与える原因に。
できるだけ優しく押して汚れを落とすのがポイントです。
■洗濯後の干し方
スウェットなどの洗濯後に少し重たくなるアイテムは
ハンガーに掛けて干すよりも、物干し竿にかけてあげることで生地の伸びを防止できます。
風通しの良いところで干すのはもちろん、日陰を選ぶことで色褪せの原因にもなる洋服の日焼けを防げます。
■ニットやウール素材のお手入れ方法
着る度にクリーニングに出すのはお金もかかるし、出しに行くのも大変。
そんなアイテムは日々のお手入れが重要です。
ウールは保湿性の高い素材なので、汗や外の湿気をたっぷりと吸い込んでいます。
湿ったままだと臭いや傷みの原因になるため、着用後はひと晩ほど干してから収納するのがおすすめです。その際も平干しをしたり椅子等にかけて干すとことで肩や襟部分の伸びを防げます。
また、ニットは毛玉ができるのが気になるところ。
毛玉の原因は主に、着用時に発生する摩擦です。
どんなにお気に入りのニットでも連日の着用は避けて、1日着たら数日は休ませてあげることが大切。
あとは、少し手間と感じてしまうかもしれないですが
洋服ブラシで服についた汚れを払い、繊毛並みを揃えてあげることも毛玉を出来にくくするポイントの1つです。
■クリーニング
やはりウールやシルクを用いたアイテム、アウター類はシーズンの最後にクリーニングへ出してあげることで、綺麗な状態を保つことができます。
でも、全てのアイテムをクリーニングに出すのは大変です。
そんな時はアイテムを絞って「とくにデリケートなもの」と「お気に入りのもの」だけと決めておくのもおすすめです。
お手入れ方法に悩むことが多くなる秋冬のアパレルアイテム。
縮んでしまったり、伸びてしまってはとても残念。
せっかくのお気に入りアイテム、長く着ていただくためにもぜひお手入れ方法を確認してみてはいかがでしょうか。
(※上記でご紹介したのはお手入れ方法の一例となります。詳しくは洋服に付いております品質表示タグをご確認ください。
また、各ブランドによりお取り扱い方法が異なる場合がございますので予めご了承ください。)
次回は、2020 A/Wからアウターをピックアップしてご紹介いたします。
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